第1回:アワード受賞者紹介
クラシック音楽アワードは、クラシック音楽分野以外で活躍しながら、クラシック音楽を愛好し、その魅力を広く発信する方々を顕彰するアワードです。
受賞者の皆さまには、アンバサダーとして、これからもクラシック音楽の魅力をより多くの方々に伝える活動にご協力いただきます。
古坂大魔王
古坂大魔王宣材-200x300.jpg)
お笑い芸人 / 音楽プロデューサー
■授賞理由
音楽とエンターテインメントの垣根を越える豊かな発想と発信力で活動を続け、人が笑顔になるような音楽を広く届けてきました。テレビ朝日「題名のない音楽会」への出演をはじめ、「青い海と森の音楽祭」「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」などクラシック音楽祭でのアンバサダーや進行役、「サントリーホール Presents古坂大魔王と行く!奥深~いオルガンの世界 トーク&コンサート」のパーソナリティほかクラシック音楽コンサートのナビゲーターを務めるなど、幅広く活動しています。また、自身の活動やさまざまな分野の専門家との交流を通じて、クラシック音楽を新たな視点から捉え、その魅力を伝えてきた功績を称えます。
■受賞メッセージ
こんな賞をいただけるなんて、本当に驚きました。きっかけは、やはりテレビ朝日系「題名のない音楽会」に出演したことだと思います。世界で活躍する演奏家の皆さんのお話を聞き、その音を生で浴び「僕が作る音楽と何が違って、何が同じなんだろう」と考える時間は、本当に刺激的でした。
クラシックとの出会いは8歳くらい。幼なじみのお兄さんがチェロを弾いていて、市民オーケストラにも連れて行かれました。でも当時の僕は、ほぼ寝てたのは無視して。その一方で、『E.T.』やジョン・ウィリアムズの映画音楽には夢中でした。最近、サントリーホールで聴いたパイプオルガンは衝撃でした。昔の人はあの音を「神様の声」だと思ったんじゃないかと、本気で感じました。
クラシックは昔の音楽ではなく、その時代の最先端のヒット曲。その音が何百年も人の心を動かし続けているのは本当にすごい。そんな世界の賞をいただけることを光栄に思いますし、これからもジャンルを越えて音楽を楽しみながら学び続けたいと思います。
■プロフィール
1992年、お笑い芸人「底ぬけAIR-LINE」 でデビュー。ピコ太郎プロデューサー。文部科学省・CCC大使、UNEPサステナビリティアクションアドバイザー。
現在は、バラエティ番組をはじめ、コメンテーターとして情報番組への出演、世界のトップランナーと音楽・エンターテインメント等についてトークセッションを行うなど、幅広い分野で活躍中。また、「題名のない音楽会」(テレビ朝日系)には、クラシック音楽の魅力を伝えるゲストとして出演している。
高橋克典

俳優
■授賞理由
俳優として培った豊かな表現力と語りの力を生かし、NHK Eテレのクラシック音楽番組「ららら♪クラシック」で約4年にわたり司会を務めたことをはじめ、NHKニューイヤーオペラコンサートやクラシック・キャラバンなどの音楽コンサートで、司会やナビゲーター、語りを務め、音楽の魅力を分かりやすく伝えてきました。クラシック音楽と聴き手をつなぐ案内役として、多くの人に音楽との出会いを届け、クラシック音楽の普及に寄与した功績を称えます。
■受賞メッセージ
このような素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。音楽の番組やコンサートなどに携わるようになり、改めて音楽の持つ力の大きさ、深い魅力を感じています。
両親がクラシック畑の人間でしたので、幼い頃からクラシックを聴いて育ちました。私自身も子どもの頃にピアノやトランペットを習い、常に音楽は身近にあるものでした。とはいえ、思春期にはクラシック音楽に苦手意識を持つようになり、しばらくはロック、ジャズと、クラシック音楽の世界からは遠ざかっていました。大人になってから仕事を通じて、再びクラシック音楽と深く関わるようになり、不思議な縁を感じています。最近では、元々好きだったチェロを始めるきっかけをいただき、すっかり魅了され、この年になって演奏に挑戦しています。音楽は、聴く人の人生やその時々の心のあり方によって、違う表情を見せてくれ、また、さまざまな景色を見せてくれる、とても奥深いものだと感じています。
これまでクラシック音楽に携わる機会を与えてくださった皆様と、多くのことを教えてくださった皆様に心から感謝申し上げます。
そして常に高みを目指して磨き続ける演奏家の皆様に心より敬意を表します。
今回の受賞を励みに、これからもクラシック音楽の素晴らしさ、楽しさやその魅力を、わかりやすく、少しでも多くの方にお伝えしていければと思っております。
■プロフィール
神奈川県横浜市生まれ。1993年『抱きしめたい』で歌手デビュー。俳優として「サラリーマン金太郎」「特命係長只野仁」などのヒット作を得る。近年では2020年大河ドラマ「麒麟がくる」、22年秋NHK朝ドラ「舞いあがれ!」、25年日本テレビ「放送局占拠」に出演。26年秋には主演を務めるNHK BS時代劇「大岡越前9」、NTV「俺たちの箱根駅伝」が放送予定。出演映画22年5月『20歳のソウル』、25年11月『栄光のバックホーム』が公開。BSテレビ東京「ワタシが日本に住む理由」レギュラー出演、bayfm78「GROOVIN’ ON THE ROAD」ではメインパーソナリティとしてレギュラー出演中。
naco

YouTuber / 厳選クラシックちゃんねる
■授賞理由
「クラシックを、もっと身近に。」を体現し、作曲家や作品の魅力を分かりやすく伝える発信を続けています。YouTubeチャンネル「厳選クラシックちゃんねる」を起点に、クラシック音楽コンサートの企画・主催やMC出演、音楽書籍の執筆などにも活動の幅を広げ、幅広い年齢層にクラシック音楽を身近に感じるきっかけを届けています。YouTubeの生配信やコンサートなど、音楽を通じて交流できる機会をつくり、クラシック音楽の魅力を広く伝えてきた功績を称えます。
■受賞メッセージ
このたびは、このような栄誉ある賞をいただき大変光栄に存じます。
『厳選クラシックちゃんねる』をご覧くださっている皆様、音源をご提供くださっている日本コロムビア様をはじめ、関わってくださっている多くの方々に心より感謝申し上げます。
子どもの頃から日常の中にあったクラシック音楽にもっと触れ、もっと詳しくなりたいと思い、YouTubeを始めました。6年が経ったいま、YouTubeだけでなく、コンサートや書籍・雑誌、イベントなど様々な場で活動する機会をいただくようになりました。
想像していた以上に多くの方々とともにクラシック音楽を愉しむことのできている日々に、幸せを感じています。動画やライブ配信などをご覧いただいた方々から、「クラシックが好きになった」「初めてコンサートに行った」「好きな作曲家や演奏家ができた」といったお声をいただくことも、私の喜びになっています。
これからも、様々な形でクラシック音楽に触れる入口をつくることができましたら幸いです。
■プロフィール
登録者35万人を超えるYouTube「厳選クラシックちゃんねる」でクラシック音楽を紹介するYouTuber。 ヤマハ音楽教室ジュニア専門コースでピアノとエレクトーンを学ぶ。9歳からは作曲も開始。12歳以降は合唱や声楽を学ぶ。2020年4月より「厳選クラシックちゃんねる」を開設し、日本最大級のクラシック音楽解説チャンネルに成長させる。現在はYouTubeでの発信のみならず、クラシックコンサートの企画・主催・MC出演や、TV・ラジオ番組への出演、書籍の執筆や雑誌連載など、活動の幅を広げている。2025年11月に初の著書『作曲家から知る「教養」としてのクラシック音楽』(KADOKAWA)を出版。
